編集終了・雑感

さて、ようやく2000件のリンクを編集し終わったわけですが。その時々の気分でボーダーが揺れたところもあるので、「私のカテゴリーはXXじゃないよ!」って方は多いと思います、すんません。内容ではなくて原則文章量でカテゴリを分けたのは、はっきり言って内容で分けられないと思ったからです。全件に目を通すことはできるけど、全部読んでられない、という(大汗)

それでも、全部に目を通したおかげでおおざっぱな傾向が浮かんできたので、分析というには口はぼったいですが、真似事をしてみようかと。あ、ここから下の「割合」は、厳密な分析じゃなくて目を通した自分が受けた「印象」なんで、そこのとこお赦しください。


ざっと見て誰でも分かるのが、追悼文がほとんどってことですね。その中に通夜と告別式のレポが混ざります。


追悼文は、悼んでいることを「呆然と」書き綴ったものがほとんどです。訃報ってのは突然やってくるもので、それに言及するってことは当然何らかのショックを受けたからで、呆然としているのはある意味当然と思います。自分だって、数週間経ってようやく言葉が出るようになったわけで。


で、多分半分に満たないくらいが、「今後に不安を抱いている」ことを文章に書いている。ここからが面白いんですけど(以下、割合は完全に自分の印象)、

  • 呆然と「どうなっちゃうんだろう」という不安の表明だけをしている文章が4割、
  • それに加えて「新代表、頑張ってください」「上手くいくように祈っています」という結構他人事な文章がおなじくらい、
  • 不安が「コミケ、危ないんじゃないの?」って危機感にまで高まっている人が1割、
  • コミケを続けていかなくちゃね!」「続けていくために自分も頑張るよ!」と主体的に決意表明しているのが1割。

ちなみに「コミケなんてやめちゃえ、終わっちゃえ!」という意見も片手に満たない数件ほどありました。


自分はというと、コミケに関わり始めた20年近く昔から、「自分の遊び場くらい、自分たちでどうにかしようよ」という主体的行動派なので、1割の決意表明派に心中でエールを送りつつ、「自覚しているかしてないかはともかく、運営に対する『お客様』が8割もいるんだなぁ」という現実に苦笑中です。


もう一つ面白いなと思ったのは、かなりたくさんの人が「アピールが」「プレスが」「カタログの挨拶が」と準備会公式文書の中の米やんの文章に言及していたこと。その数は「思っていたよりも多く」感じました。や、自分も読んでる派ですけど、結構な割合の参加者が、カタログやアピールを真面目に読み込んでいるんだなぁ、と。そんなこんなで上記の決意表明派とあわせて、実はコミケの存続に対してそんなに怯えることもないんじゃないか、と思った次第。


それは2000人の中のたった数十人かもしれないけど。前向きな決意表明を主体的な行動にうつせる数十人がいれば、実際、40万人のイベントはいくらでも良い方向に変われると思います。…10年以上も行動してきた自分が言うんだから、間違いないよ、うん(笑)



これからも行動していくからね。見守っててね、米やん。